遅ればせながら、映画THE FIRST SLAM DUNKを観てきました。
かつて少年ジャンプで原作を読んでいた世代は感涙必至との噂でしたが・・・噂通りでした。
映画冒頭、湘北メンバーが5人登場するだけで涙ぐんでしまう始末。
終始泣きっぱなしの素晴らしい映画でした。
これ僕以外にも相当数いると思うんですが、映画が素晴らしすぎて久しぶりに原作読みたくなって、Amazonで全巻セットをポチってしまいました。
改めて全巻読み返したので、SLAM DUNKの好きなシーンを挙げてみます。
SLAM DUNKの個人的に好きなシーンBEST5
あくまで個人的なBEST5で、順不同です。
もし少しでも共感してくださる方がいたら嬉しいです。
三井の「安西先生・・・!!・・・・バスケがしたいです・・・」
湘北高校バスケ部をぶっ壊すために体育館に現れた三井が実はバスケ部で、バスケへの思いを断ち切れずにいることが分かった話です。
自分の気持ちに素直になれない三井でしたが、安西先生と対面し抑えていた思いが溢れます。
体育館の扉が開いて安西先生が登場し、バスケがしたいと泣き崩れるまでの三井の感情に共感できる、SLAM DUNKきっての名シーンだと思っています。
何回読んでも、秒で涙が出てきてしまいます。
神奈川No.1をふっとばした! 花道が牧相手に決めたダンク
神奈川最強の海南大付属戦、試合残り20秒で花道が神奈川No.1プレーヤーの牧を相手にダンクを決めたシーン。
ダンクを決めた後、ファウルの笛が鳴りレフェリーは牧のファウルを宣告します。
バスケットカウントとなり、一瞬の静寂の後に場内が大歓声に包まれ湘北メンバーも喜びを爆発させます。
ダンクに至るまでの展開も良くて、
- リバウンドを高砂にキープされて絶体絶命
- 高砂が着地した瞬間にリョータがボールカット
- そのボールを花道がキープし、高砂をフェイクでかわす
- ダンクを狙う花道に、普段クールな流川がベンチから「ぶちかませっ!」と叫ぶ
- 牧をふっとばす
という流れでダンクが決まるという胸熱なシーンです。
陵南戦、木暮(メガネ君)の3Pシュート
インターハイ出場が掛かった陵南戦、湘北1点リードの残り1分。
次の点が勝敗を分ける場面で、控えメンバーだった木暮が3Pシュートを決めたシーン。
シュートを決めた後に木暮のこれまでのバスケ人生が描かれ、この試合やバスケへの思い入れが伝わります。
そしてともに湘北バスケ部を支えてきた盟友・赤城とのHigh Five。
この2人にしか分からない、ここに至るまでの思いを想像すると涙腺崩壊します。
陵南監督の田岡が「あいつも3年間頑張ってきた男なんだ 侮ってはいけなかった」と後悔しましたが、木暮のこれまでの積み重ねが実を結んだ、THE・少年ジャンプ(友情・努力・勝利)なシーンです。
山王工業戦、残り50秒での三井の3Pシュート
作品のクライマックス、山王工業戦で決めた三井の3ポイントです。
試合残り50秒、71対76で湘北5点ビハインドのシーン。
背中を痛め、まともに動けない花道のブロックショットから速攻となり、宮城から三井へパスが通ります。
三井はフェイクを入れ3Pシュート。
ブロックにきた相手選手のファウルを誘い、シュートも決まりバスケットカウントとなります。
フリースローを含め4点プレーになり、湘北の逆転が現実味を帯びてくる名シーンです。
湘北ベンチメンバーの石井が、湘北に入ってよかったと号泣しているのも涙腺刺激されてヤバいですね。
山王工業戦、花道のブザービートからの流川とのハイタッチ
山王工業戦の試合終了間際、流川から花道へパスが通ります。
花道がジャンプショットを決めると同時に試合が終了。
花道は流川のもとへ歩み寄り、2人が無言でハイタッチ。
花道と流川のもとへメンバー全員ががなだれ込み、歓喜の輪が広がります。(桜木軍団と堀田番長もその輪の中にいるのが好きです)
このシーンの前後はほとんどセリフなしで描かれており、非常に臨場感のあるシーンになっていますが、もはや説明不要の名シーンですよね。
まとめ
以上、漫画SLAM DUNKの好きなシーンBEST5を挙げてみました。
個人的には30年経った今でも、スポーツ漫画史上No1の作品だと思っています。
リアルタイムで中学、高校時代をSLAM DUNKと過ごした世代としては学生時代の思い出の一つでもあります。
映画はみたけど原作はまだという方、よかったら是非原作も読んで下さい。
ちなみに僕はオリジナルの単行本ではなく、新装再編版の全20巻セットを購入しました。
こちらはエピソード単位で巻が区切られていて、巻によって厚さが異なります。
20年前くらいに出ていた完全版を以前持っていたのですが、こちらの新装再編版は通常の単行本サイズなのでコンパクトに収納でき気に入っています。
コメント