NISAは資産を増やせる?
NISAでどれくらい増やせるのか知りたい!
この記事を読むとNISAを活用して資産を増やすイメージができます。
少しでも多く資産を増やすためのポイントや、1年間NISAで運用した筆者の成績も紹介します。
この記事は投資収益の保証や特定の商品の推奨を目的としたものではありません。
NISA 1年の運用成績
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
筆者はeMAXIS Slim 全世界株式に、NISAの1年間における上限額120万円を投資しました。
eMAXIS Slim 全世界株式は日本・先進国・新興国を含む全世界の株式市場に投資できる投資信託です。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と迷いましたが、アメリカだけに投資するより世界中に分散投資した方が、よりリスクが低いと考えました。
1年で18.9%増
昨年の7月にNISAを1,200,000円で開始して、約1年の成績が18.97%増の1,427,708円です。
運用期間は短いですが、ある程度まとまった金額を運用したので、思った以上の成績でした。
NISAで資産を増やすポイント
NISAと積み立てNISAは2024年から新NISAに統合されますが、資産を増やすポイントは大きく変わりません。
早く始めて複利の効果を活かす
複利は投資期間が長いほど威力を発揮します。
複利の力を活かすのであれば、少しでも早く投資を始めた方が効率的です。
米国株式の投資信託のS&P500は、1980年以降15年以上投資すると負けなかったというデータもあり、時間を味方につける複利の力が大きいと分かります。
複利の計算方法は下の図でわかるよ。
投資信託はインデックスファンドを選ぶ
投資信託にはインデックスファンドとアクティブファンドがあります。
それぞれ次のような特徴がありますが、インデックスファンドはコストが非常に低く長期的に安定した成績を目指すのに向いています。
インデックスファンド
- 特定の指数に基づいて機械的に選ぶ
- 特定の株価指数(インデックス)に連動するように運用する
- 手数料が安い
さるだんごが投資したeMAXIS Slim 全世界株式は、名前の通り全世界の株式指数に連動したインデックス型の投資信託だよ。
アクティブファンド
- プロがリサーチした情報などをもとに銘柄を選ぶ
- インデックスファンドを上回る結果を目指す
- 手数料が高い
投資信託を選ぶ際のチェックポイント
少しでも資産を増やすために、投資信託を選ぶ際のチェックポイントを紹介します。
コスト(手数料)
購入時手数料
購入する時にかかる費用です。
インデックスファンドの場合、購入時手数料はなし(ノーロード)であることがほとんどです。
同じインデックスファンドの商品でも、販売会社(証券会社や銀行)によって購入時手数料が違う場合があるので注意しましょう。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券では主要なインデックスファンドの購入時手数料はゼロだから安心です。
運用管理費用(信託報酬)
運用管理費用(信託報酬)は、いちばん気を付けたい手数料です。
なぜなら投資信託を保有している間、ずっと払い続けなければならない手数料だからです。
運用成績に悪影響を及ぼすコストのため、できるだけ信託報酬が安い投資信託を選ぶよう特にこだわるべきポイントです。
信託財産留保額
信託財産留保額は、ファンドを解約する時にかかるコストです。
解約ペナルティーのような意味合いがあり、保有資産に対して0.1%~0.3%程度が多くみられます。
しかし、インデックスファンドでは信託財産留保額がないファンドが主流になっています。
純資産総額
純資産が少ないと、ファンドの運用が困難になって繰上償還になる可能性があります。
仮に含み損のタイミングで繰上償還されてしまうと、そこで損失が確定してしまうよ。
別の投資信託に乗り換える時間と手間もかかるので、良いことが全くないよ。
一般的に投資信託は100億円の純資産があれば運用を継続するのに安心と言われています。
NISAを始めるのにお得な証券会社
NISAを始めるならお得な証券会社を選びましょう。
クレジットカードを利用した投資で、ポイントをもらいながらお得に資産運用もできます。
ネット証券ならNISA口座で買える商品を多くあつかっており、選択肢が豊富です。
NISAを始める時は、ご自分に合ったお得な証券会社を選びましょう。
ネット証券最大手のSBI証券
SBI証券は扱っている投資信託2600本超で、つみたてNISA対応の投資信託も205本です。
インデックスファンドで「欲しい商品が買えない」ということはほぼないでしょう。
アクティブプランは100万円までの取引手数料が無料で、初心者におすすめです。
NISA口座数No.1の楽天証券
NISAの口座数No.1の楽天証券は、投資しながら楽天ポイントを貯められます。
楽天カードや楽天銀行との連携やポイントサービスの相互利用など利便性があり、楽天経済圏のかたは特におすすめです。
NISAで資産を増やすポイント まとめ
この記事ではNISAで資産を増やすポイントを解説しました。
- 複利の効果を活かすために、なるべく早く投資を始める
- 成長が見込めるインデックスファンドを選ぶ
- 運用管理費用(信託報酬)はできるだけ安いものを選ぶ
投資はやらなければいけないものではなく、やると有利だと思った人がやるものです。
2024年からは新NISAも始まりますので、興味のある方はこの機会に始めてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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