那須塩原 塩の湯温泉 蓮月 宿泊記

開湯1200余年の塩原温泉郷は、渓谷に沿って11の温泉(塩原温泉11湯)が連なる人気の温泉地です。

その塩原温泉11湯のひとつ、塩の湯の渓谷にある塩の湯温泉　蓮月（共立リゾート）は秘湯の風情が漂う宿として人気を集めています。

そんな人気の宿「塩の湯温泉 蓮月」に夫婦で宿泊してきたのでレビューします。

このような方の参考になる記事です。

駐車場～チェックイン

蓮月には本館と離れがあり、宿泊する場所によって駐車場が異なります。

本館に泊まるかたは宿から1.8km離れた駐車場に車をとめて、そこからワゴン車での送迎があります。

直接宿へは行けませんので、ご注意ください。

駐車場の場所は以下に記載します。

離れに泊まるかたは宿に隣接した駐車場があり、直接宿へ行けます。

離れ専用の駐車場。

駐車場に隣接して玄関があります。

玄関の先はスロープカーの待合所になっており、ここで順番に案内されます。

この時は15:00頃到着して、10分ほどで案内されました。

チェックイン客が集中すると待ち時間も長くなりますので要注意です。

スロープカーで高低差30メートルの渓谷を下ります。

非日常感を味わえて、宿への期待も高まる演出でした。

スロープカーを降りて、本館の玄関からロビーへ。

ここでチェックインの手続きをします。

待ってる間にコーヒーがいただけるようですが、あいにくマシンメンテナンス中で残念でした。

チェックイン〜デラックスツインの離れ

チェックインを済ませ、さっそく部屋に向かいます。

今回は本館ではなく離れのお部屋にしました。

館内はほとんど畳敷きで、ところどころプロジェクションマッピングの演出がされています。

離れ専用の玄関があり、部屋ごとに外履きのサンダルが用意されています。

本館から一度外へ出て、離れに向かいます。

通路には屋根がありますので雨天でも安心です。

本館から1番奥まった場所だったので、歩いて3分ほどかかって部屋に到着しました。

入り口を入って左手に居室、右側にトイレ、突き当たりに洗面所と部屋風呂があります。

居室は居心地がよく、ソファーやデイベッドでゆったりくつろげました。

テラス越しに塩原の渓谷美にも癒されます。

デラックスツインのお部屋だったので、ベッドも幅110センチとゆとりあるサイズでした。

お部屋にはお茶菓子やミネラルウォーター、冷蔵庫にはお茶とプレミアムモルツがサービスで用意されていました。

テラスからは塩原の自然が楽しめます。

見えにくかったのですが、すぐ近くを川が流れており水の音にも癒されました。

トイレは清潔感があり清掃が行き届いていました。

洗面所にクレンジング用品やアメニティセットが揃っています。

洗面所の奥が部屋風呂です。

湯張りボタンを押すと温泉が注がれ、15分ほどで浴槽が満タンになりました。

お湯がかなり高温ですが、お水で好みの温度に調整できます。

部屋のタイプによって露天風呂と内風呂に分かれており、今回のお部屋は内風呂でした。

大きな窓一面に緑が広がるので、内風呂でも自然を感じながら塩原のお湯を楽しめます。

蓮月の施設を紹介

蓮月にはさまざまな施設があり、思い思いの時間を過ごせます。

湯上がり処　風の音

湯上がり処ではアイスキャンディーなどがいただけます。

22時からは共立リゾート名物の夜鳴きそばが提供されます。

らいぶらりー　花霞

らいぶらりーでは栃木や那須にちなんだ雑誌・書籍が置いてありました。

まっさーじ処　月霞

まっさーじ処ではマッサージチェアを無料で利用できます。

早い時間帯は利用する方が多かったのですが、21時すぎは空いていました。

間接照明の落ち着いた空間でリラックスできるのでオススメです。

貸し切り露天風呂

蓮月には大浴場の他に、3つの貸し切り風呂があり無料で使えます。

ランプが点灯していると使用中ですが、予約不要で空いていれば誰でも入浴できます。

大浴場、部屋風呂、貸し切り風呂のいずれも同じ源泉になります。

泉質が同じなので、個人的には部屋風呂だけでも十分に温泉を満喫できました。

食事

夕食　特別会席

夕食は予約時に時間が選べるようになっています。

17:30〜と20:00〜の2パターンから選べますが、なかなか両極端でした。

料理はどれも美味しかったです。

あわびや栃木和牛など、贅沢な素材を使った懐石料理でした。

栃木和牛はしゃぶしゃぶ用のお肉にしては厚みがあり、満足感が高いです。

デザート前の食事は3種類から1つ選びます。

今回は松茸ごはんとヤシオマスいくら茶漬けにしました。

デザートも美味しかったですが、ドラゴンフルーツだけ違和感を感じたのは馴染みが無いせいでしょうか。

朝食　和朝食

朝食は和朝食でした。

朝食としてはかなりボリュームがありましたが、豆乳鍋など優しい味つけが中心で食べやすかったです。

ごはんのお供に納豆、温泉たまご、味付けのりが選べておかわり自由です。

夜鳴きそば

湯上り処では22:00から共立リゾートさんの名物、夜鳴きそばが提供されます。

以前宿泊したラビスタ草津ヒルズでは食べそびれた為、今回何としても食べたかった一品です。

あっさりした醤油ラーメンで、量も味も夜食にピッタリでした。

蓮月の良かったところ

天然温泉でプライベートな湯浴みが楽しめる

蓮月ではどのお部屋でも天然温泉が楽しめます。

渓谷美を眺めながらのプライベートな湯浴みは至福のひと時でした。

部屋のタイプによって露天か内風呂か分かれますので予約の際に確認しましょう。

自然が豊かな環境で虫もいますので、苦手な方は内風呂をオススメします。

清潔感がありキレイな施設

オープンして1年強なので当然ですが、客室はもちろん施設全般とてもキレイでした。

施設の清潔感は滞在中のリラックス度を左右しますので、とても重要なポイントです。

館内や部屋が静かで落ち着けた

滞在中、館内がとても静かで快適に過ごせました。

今回は離れのお部屋だったので特にそう感じたのかもしれませんが、隣の部屋の物音なども気になりませんでした。

本館の客室のあるフロアには行ってませんが、共用スペースなどは静かで居心地が良かったです。

蓮月の気になったところ

夕食の時間がイマイチ

夕食の時間は17:30と20:00から選びます。

さすがに20:00では遅いと思い17:30にしましたが、チェックインしてからあっという間で気忙しかったです。

入れ替えの都合もあると思いますが、18:00とか18:30とか選べるといいですね。

車に忘れ物をとりに行くのが大変

車に忘れ物を取りに行くのが一苦労でした。

蓮月では本館に宿泊すると宿から1.8キロ離れた駐車場、離れに宿泊すると敷地内の駐車場を使用します。

駐車場と宿の行き来にスロープカーを利用しますが、ちょうどチェックインのラッシュ時間と重なってしまいました。

部屋へ戻るときにチェックインの方と順番にスロープカーを待つことになり、20分ほどかかりました。

敷地内の駐車場に行って戻るだけで一苦労なので、宿から離れた駐車場だとなおさら大変です。

蓮月にお泊まりの際は車への忘れ物に注意しましょう。

今回の宿泊費

今回は一休.comさんを利用して予約しました。

かかった宿泊費は蓮月オープン１周年記念セールで¥77,400のところ、そこからさらにポイント即時利用して¥51,858です。

離れのお部屋ということもあり、通常価格だとなかなか利用しにくいですが、セールやポイントを併用すればお得に泊まれますよ。

まとめ

塩の湯温泉　蓮月（共立リゾート）の宿泊記を紹介しました。

蓮月は

など多くの魅力がある宿だと感じました。

次のような方には是非おすすめしたい宿です。

日々の喧騒とは無縁の誰にも邪魔されない休日を、蓮月で過ごしてみてはいかがでしょうか。